東京ウイスキー奇譚

こだわりが強すぎて生きていきづらい40代男性の酒と趣味への逃避の記録

ウイスキーの聖地アイラ島訪問の詳細は以下のリンクから。
訪問記 アイラ島 初日 2日目 3日目
蒸留所写真  Ardbeg1 Ardbeg2 Laphroaig1 Laphroaig2 Bowmore
アイラ島写真 
アイラ島への旅行についてのアドバイス エディンバラ2日目  グラスゴー

  

渋谷 Cask Dorにて

 

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渋谷はハロウィンで狂乱状態、何かあれば暴動すら起こりかねないぐらいの大騒ぎだったが、ちょっと裏に入ったところにあるCask Dorはいつも通り。
目に入ったLaphroaigが凄そうだったので聞いてみると、やはりその通り。70年代のシェリー樽を使っていたころのもの(右側)。

飲んでみると、六面体のようなしっかりした構造体の中から繊細な香りがしみだしてくるような、アイラ島というよりはスペイサイドのようなウイスキー。ほとんどピートの香りはしなかった。1杯のお値段がとても美味しいボトル1本分ぐらいではあるが、いい体験をしたと思う。

左側はオールドのものではあるが、バーボン樽を使ったもの。70-80年代?のものだということだが、飲み比べさせてもらうと現行のものを思わせる味わい。やはりシェリー樽を使ったものとは全然違う。

ちなみにCask Dorは高いオールドのウイスキーしか扱っていないわけではないので念のため。当たり前だがちゃんと値段教えてくれる。安くて旨いブレンディッドのオールドもあるし、ウイスキー飲めない人はカクテルも飲める。

いつもはクラシックやジャズが掛かっているのだが、この日はたまたまPink Floyd。珍しいですねえ、というとJack Bruce追悼でCreamが聴けた。

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その後はVAT69とジョニ赤のオールド。どちらも70年代。ジョニ赤はソーダ割り、VAT69はストレートで。どちらもしみじみ美味い。

大阪から来た友達が9時の新幹線で帰るまで神田の居酒屋で飲み、仕事に戻って渋谷でハロウィン見物してから静かに飲み始めたので、店を出たころには日付が変わっていた。