東京ウイスキー奇譚

こだわりが強すぎて生きていきづらい40代男性の酒と趣味への逃避の記録

ウイスキーの聖地アイラ島訪問の詳細は以下のリンクから。
訪問記 アイラ島 初日 2日目 3日目
蒸留所写真  Ardbeg1 Ardbeg2 Laphroaig1 Laphroaig2 Bowmore
アイラ島写真 
アイラ島への旅行についてのアドバイス エディンバラ2日目  グラスゴー

  

数寄屋橋 サンボア

20年近く前からお世話になっているお客様と銀座で会食。昔行って旨かった和食の店の板前さんが新たに開いた店。
一通り美味しくいただいて、もう一軒行きますか、ということになった時に目の前にあったのが数寄屋橋サンボア。寺町祇園には行ったことあったが、数寄屋橋は初めて。
 
枯れた感じの寺町、いかにも、という感じの祇園とは異なる雰囲気。そもそもドアからしてきれいだし。客筋も異なり、なんか東京、って感じ。でもカウンターの上に夕刊が置いてあるところは寺町と変わりない。流石に京都新聞ではなく日経だったが。
 
1杯目はKilchomanのシェリーカスク。昨年蒸留所を訪問したが、試飲しなかったので心残りだった。アイラのかたきを数寄屋橋で。
コースターも京都と一緒で、歴史の重さを感じる。
 
そしてカウンターに珍しいものを発見。The Cask of Yamazaki 1990、Sherry Butt。1990年1月に蒸留され、2007年に瓶詰された465本のうちの1本。山崎シェリーカスクが世界一になったビンテージが2013年だったので、その6年前のものだ。それもシングルカスクカスクストレングス。
 

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こんな珍しいものが飲めるのも、東京ならでは。ロンドンでも、ニューヨークでも、エディンバラでも実はなかなかビンテージのウイスキーは飲めない。
また一つ、記憶に残る経験をした。
 
(*目の前のサンボアに飛び込んだのでずっと銀座サンボアだと思っていたら、先日裏を返したときに数寄屋橋サンボアだったことが判明。タイトル含め訂正しました。2015年9月4日)