ブラックニッカブレンダーズスピリットを大人買いなど今週の記録
ブラックニッカ ブレンダーズスピリット
大人買い、という本当の大人はあまりしないはずの極めて大人げない行為をやってみた。ブラックニッカ発売60周年記念のブレンダーズスピリットを箱買い。60年前に蒸留された余市などが入っているという話題の品、ありそうでなかなかない青色の瓶。
そもそも原酒不足で余市や宮城峡の10年がノンエイジになってしまったり、鶴17年が終売になってしまったりしたわけで、それでもブラックニッカ60周年には貴重な原酒がブレンドされる、それも一瓶2000円台前半で、というのはなんだか不思議な気がする。そういう意味では実質的にはノンエイジの余市と宮城峡とカフェグレーンのブレンデッドだと考えるべきなのだろう。こう書くと何となく見下したように聞こえるかもしれないが、ノンエイジの宮城峡が出たばかりの頃美味くて驚いたという記事を過去に書いたぐらいなので誤解なきよう。
ラベルには「チョコレートのような甘い香りと、心地よいピートの薫香。長期熟成原酒ならではの円熟味とまろやかさが全体を包みます。しっかりとしたモルトの味わいとほのかなビター感。カフェグレーンの甘く豊かな味わい。穏やかなピートのコクと余韻が続きます。」と書かれている。
確かにふんわりと柔らかなチョコレートを感じるが、ピートはそこまで感じない、ものの最後にピートの香りがほのかに立ち上る。すごくきれいで、いい意味で何かつかみきれない感じがしてそれが何だったのか確かめるために何杯も飲んでしまう。まとめて買うと1本2000円強なので大人買いしても後悔はない。 1万2千箱の限定発売のうちの1箱。
価格は安いものの、しっかり作っている感じが伝わってくるウイスキー。10年ぐらい放置しておいて、70周年と飲み比べてみたい。やはりニッカはマジメだわ。
家族サービスで日光へ前週バイクで日光に紅葉を見に行った。東北道をかっ飛ばして矢板インターまで行き、県道56号線から日塩もみじラインへ。全然混んでいない上、バイク乗りにはたまらないワインディングロード。タイヤを新品にしてから日が浅いのだが、かなり端のほうまで使うことができた。紅葉のピークにはまだ早かったが写真でもわかるように十分綺麗だった。
日光宇都宮道路経由で堂々と正面切って日光に入るとどえらく渋滞するが、群馬側からアプローチすれば大して混まないことが事前のバイクでの偵察で分かっていたので、関越道の沼田から日本ロマンティック街道経由でアクセス。最初は秋晴れのいい感じだったのだが、白根温泉を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなって雪が降り始め、山に近づくにつれ雪が積もっていて、まだ昼過ぎだというのに菅沼の辺りでは外気温1度。正直夕方とか走りたくない。スノータイヤじゃないのです、こちらは。
これから極彩色の塗りを入れていくのだが、その前に一度真っ白にしてから、ということのようだ。これはこれで悪くない。日光市街では渋滞にはまったがそれ以外は問題なし。鬼怒川温泉で一泊。 中禅寺湖では投網で小魚を捕まえている人がいて、たくさんの魚が仕留められていた。
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