東京ウイスキー奇譚

こだわりが強すぎて生きていきづらい40代男性の酒と趣味への逃避の記録

ウイスキーの聖地アイラ島訪問の詳細は以下のリンクから。
訪問記 アイラ島 初日 2日目 3日目
蒸留所写真  Ardbeg1 Ardbeg2 Laphroaig1 Laphroaig2 Bowmore
アイラ島写真 
アイラ島への旅行についてのアドバイス エディンバラ2日目  グラスゴー

  

蜜まみれでまるでスイーツ(笑)のような究極の石焼きイモを作ってみたの巻

もはやウイスキーなんて関係ないシリーズ。ふるさと納税で安納芋をいただいたので、これまた去年のふるさと納税でいただいたステンレス製のダッチオーブンに小石を入れて七輪で石焼きイモを作った。

安納芋は焼きイモにすると蜜が出るほど甘い、と言われるぐらいで、我が家は数年前からオーブンで安納芋の焼きイモ作るブームが到来していたが、ダッチオーブンで石焼きイモ作ると異次元の美味さ、という話を聞いて我が家でもやってみた。

休日の朝に中野の島忠まで走って行って小石を買う。Amazonでも石焼き用の小石売っているけれど、レビューを見ると加熱した時に塗ってあるワックスが臭い、と書かれていてホームセンターで買えばいいかな、と思ったがやはりだめだった。都会に住んでバカバカしいこと沢山あるが、小石を買うのにホームセンターまで行くのはなかなかバカげている。

火起こしで炭を作る。

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火を起こしている間に濡らした新聞紙でイモを包み、アルミホイルで巻く。

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ダッチオーブンの底に石を敷いてイモを置き、その上からまた石をかぶせる。

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ダッチオーブンのふたの上にも炭をのせ、小一時間待つ。

f:id:KodomoGinko:20161217121842j:plainこの間ずっと七輪を見ているわけではなく、ベンチプレスベンチ持ってきて腹筋したり、落ち葉かきしたり、ムスメと一緒にブレイブボードやって遊んだりしているうちにイモに巻いた新聞紙が少し焦げ臭くなってきた匂いがすれば出来上がり。
軍手で激アツの石をよけて、アルミホイルを丁寧にはがすと濡らした新聞紙が少し焦げかかっているぐらいがちょうどいい。はやる気持ちを抑えてイモを取り出すと手で割れるぐらいの柔らかさ。割ってみるとこんな感じ。スイートポテトもびっくりの甘さとクリーミーさ。

f:id:KodomoGinko:20161217122222j:plain下手なスイーツよりもこちらのほうが圧倒的に美味い。ほくほく、というよりもねっとりしていて異次元の味。裏ごしされたスイートポテトよりも柔らかい、かも。道具さえあれば幸せが比較的安上がりに手に入る。家族の笑顔付き。

ステンレス製のダッチオーブンは手入れが簡単なのでオススメ。焼きイモだけでなくこれにネギを敷いて豚バラ肉800gぐらいと大根切ったの入れて醤油と酒とみりんを1対1対1で割ったもので適当に味付けして強火の七輪の上に1時間ほど置いておけば、極上の角煮ができる。厚めの鍋の遠赤外線がいいのかな。今度はベイクドチーズケーキを作ろうと思う。ウッドチップ買ってくればウイスキーのあてになるスモークチーズなどの燻し系もできる。

七輪も一台あると焼肉するのも楽しいしサンマも焼けるしオススメ。火を起こすのが上手にならないといつまで経っても食事が始められなかったり、焦げこげの肉を食べなければならなくなったりするのでいきなり家族の前でチャレンジすると父の面目丸つぶれになるリスクがあるのでご注意を。