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Islay Whisky’s blog

こだわりが強すぎて生きていきづらい40代男性の酒と趣味への逃避の記録

ウイスキーの聖地アイラ島訪問の詳細は以下のリンクから。
訪問記 アイラ島 初日 2日目 3日目
蒸留所写真  Ardbeg1 Ardbeg2 Laphroaig1 Laphroaig2 Bowmore
アイラ島写真 その1 その2 その3
アイラ島への旅行についてのアドバイス エディンバラ2日目  グラスゴー

  

幻の蒸留所、Kininvieオフィシャル17年

最近珍しい酒を飲んだので少し備忘録的に書いておく。Kininvie。Balvenieと一緒に作られているのだが、Balvenieが自家でフロアモルティングされているのに対しKininvieはモルトスターから買ってきた麦で作られている。そして発酵にかかる時間もBalvenieより長い。正確に言うと蒸留と発酵はKininvie独自に行っているが、発酵する前の液体はBalvenieの蒸留所から送られてきている。

蒸留所は1990年開設と比較的新しいのだが、ブレンディッドのClan MacGregorに使われたり、GlenfiddichとBalvenieと一緒にMonkey Shoulderにブレンドされていて、ほとんどオフィシャルのボトルが発売されていない幻の酒。Monkey Shoulderって飲んだことがなく、単なるブレンディッドかと思っていたらバッテッドのトリプルモルト、すなわちグレーンウイスキー使っていない3種のモルトウイスキーからのみ出来ているとは知らなかった。

アメリカンオークとシェリー樽で熟成されていて、大げさに「幻の酒!」と叫ぶようなものではないにせよ真面目に作られていて旨い。これまでほとんどリリースされなかったものをわざわざ出してきたのだから、流石に不味いものは出てこない。

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その隣の二本はいずれも有名バーの周年記念ボトル。一番右は最近リリースされたばかりの日赤通りのヘルムズデールのClynelish、真ん中は目黒マッシュタンのArran。たまたま店の方とお話ししていて「よそのお店の記念ボトルを自分の店のお客様には勧めにくいんですよ」という話をされたので、お店のバックバーの回転に貢献するためにもこちらからあえてお願いしていただいた。

あとは季節がら桜のラベル。九州の酒屋キンコーさんのボトル。1982年のGlenLivet30年。

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実は10日ほど前にこのKininvieを飲んでからしばらく禁酒をしていた。というのも昨日、5人で読売新聞社前から芦ノ湖までタスキをつないで走り切る「なんちゃって箱根駅伝」の4区21㎞を走ったため。今年で21回目の開催かつ20チームほどで競り合うというかなりガチで伝統あるレース。私は2003年から毎年参加(ただし東日本大震災の年は中止)しているので14回目の参加になる。自分だけのレースならともかく、チーム戦なのでタスキがつながらない事態を招くわけにもいかず、節制して臨むことにしたのだ。

そしてわざわざ禁酒までした結果は、というと、山登り5区の担当は胃腸炎で2日ほど固形物を食べていない、という状況の中で2時間で走り切り、私の前走者は3区21㎞を1時間34分で走り切ったのに、4区の私は1時間51分というタイムでチームの足を引っ張ってしまった。

わざわざ禁酒までしたのに自分の力が発揮できずチームに対しても自分に対しても何だか悔しくて、打ち上げ後は気が付いたら(?)渋谷のいつものバーのカウンターに座り、久しぶりにバーで飲む有難味をしみじみと噛みしめながら時間を過ごした。だらだら飲むよりもせっかくの機会に何を飲むか真剣に考えて、決めた後はくつろいで飲む、というのもメリハリがあってなかなか良かったように思う。