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ウイスキーの聖地アイラ島への訪問のまとめと趣味に生きる男の生活について書いていきます。

アイラ島訪問の詳細は以下のリンクから。

訪問記 アイラ島 初日 2日目 3日目

蒸留所写真  Ardbeg1 Ardbeg2 Laphroaig1 Laphroaig2 Bowmore

アイラ島写真 その1 その2 その3

アイラ島への旅行についてのアドバイス エディンバラ2日目  グラスゴー

  

新橋 キャパドニックにて

Caperdonich Glen Elgin 閉鎖蒸留所 バー

いつも夜のランは我が家から郊外あるいは東京のはずれを目指すことが多かったのだが、今回は銀座に向かって走ることに。銀座8丁目にある銭湯、金春湯に行きたくなったのだ。

 

我が家から渋谷まで出て、青山通りから六本木通り、ヒルズや六本木交差点を越えて溜池山王から虎ノ門ヒルズを通って新橋まで。そこから久兵衛のすぐ近くの金春湯へ。11.5㎞、1時間のラン。いつも通り下駄箱は縁起を担いで55のゾロ目。番台には小ちゃいおばあちゃんがちょこんと座っていて、諭吉しか持ち合わせがなかったのでそれを出すと、こちらが不安になるぐらいの時間をかけてすごく丁寧に9540円のお釣りを出してくれた。

 

ようやく真冬の寒さがやってきたので、走って体はポカポカだが手先は寒い。早くお風呂に入りたいので、急いで汗まみれの服を脱ぐ。風呂に入ろう、としていたら番台の下の扉が開いて先ほどのおばあちゃんが出てきて、その扉の隙間から女湯にいた女性と目が合った。こっちは全裸。向こうは着衣。別に見られても恥ずかしがるお年頃ではないので構わないが、反対のケースは何故ないのだろう、と思案にふける。

 

そして風呂に入ってビックリ。見てくれこのご立派な鯉のタイル画を。そしてケロヨンならぬモモテツと書かれた真っ黄色のタライを。なんで桃太郎電鉄がお風呂屋にタライを入れる理由があるのかよくわからない。

昭和の銭湯を満喫して、客引きに声を掛けられながらウイスキー好きの聖地信濃屋でも冷やかそうと銀座の街を歩く。夜10時過ぎの銀座の酒屋は戦場のようだった。クラブからの電話がガンガン鳴り、手際よく近くの店まで配達の手配。恐ろしいほど回転するのだろう。品ぞろえは本店のほうが面白いかも、と思って店を後に。

 

その後、新橋にあるモルトバー、Caperdonichキャパドニック)へ。初めての訪問。

実は前日に目白の田中屋まで走って行ってウイスキーを眺めていたら、2003年に閉鎖された蒸留所でCaperdonichという蒸留所があるということを不勉強ながら初めて知った。GlenGrantの弟分的存在だったそうだ。閉鎖蒸留所なのにBBRの1991年の22年物が1万円台で買えるという。EllenやBroraだと1本20万円でも驚かないのに、なぜ1万円台?閉鎖されてすでに12年以上経つというのに値段が上がらないということは、今後も値段が上がることは想定しにくいうえにそもそも美味しいのか?投機目的ではもちろんないが、飲まずに買うのはリスク高くどこかで飲めれば、と思っていたら同名のバーがあることが判明。それが金春湯からそれほど遠くないところにあるというので行ってみることにした。

 

新橋の裏道の雑居ビルの4階に上がるとそこがCaperdonich。カウンターに二人連れと一人のお客さん、奥のテーブル席に6名の団体。カウンターの真ん中に席を作ってもらって陣取る。バックバーにはオフィシャルのボトルに混じって面白そうなものがたくさん並ぶ。

 

走って風呂に入った後は喉が渇いているに決まっている。タリスカーソーダを頼んでごくごく飲む。

 

内装があまり金がかかっていないしマスターも若いしバックバーも頑張っていろいろ並べました感が強いので最近できた店なのかな、と思いながら次に何を飲むか考える。そういう店がだめだ、というのではなく、むしろ若いがいいお店なのであれば応援してあげなければ、という意味で。

 

「次はどうされますか?」
「せっかくなのでGlenGrantでお願いします」
だが残念ながらGlenGrantはほとんど残っておらず。そこで次に飲もうと思っていたCaperdonichをお願いする。すると昨日田中屋で見てまさに買うかどうか悩んだBBRの復刻ボトルの1991年21年物が出てきた。これは旨い。最近大好きなDaluaineに通じる骨太な味わい。バーボン樽特有のバニラの香りと穀物感が絶妙。今度見つけたら買わないと。


Caperdonichご存じなんですね」
「いや、昨日初めて知りました」
それをきっかけにマスターと話をする。店を始められてから1年ほどしか経っておらず、ウイスキー好きの人たちの間での知名度がまだ上がらない中で頑張っていらっしゃるのがよく分かった。

 

3杯目は目の前にあったGlen Elgin1985、28年物、ハンターレインのOMC。これもバニラの香りが漂いながら骨格を感じる私が好きなタイプ。カスクストレングスなのに45.4%とアルコール度数低くなっているが全く枯れてはいない。

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走った後にごくごくウイスキーソーダ飲んで始めたので酔いが回るのがいつもより早い。そしてまだ週の前半な上に東京マラソンを1か月半後に控えて走り込まなければならないので早めに撤収。

 

若いバーマンが腕一本で一生懸命頑張っているのを見るとこちらも励まされる。いいお客さんが付くバーになることを祈りつつこれからも応援していきたい。