クロアチアに来てみたの巻その2: プリトヴィッツェ国立公園
クロアチアという国は世界遺産がやたらと多い。そのうちの一つ、プリトヴィッツェ湖畔国立公園へ。日曜日の朝にヴィッツ、というかヤリスのマニュアルを駆ってザグレブを出てA1という高速に乗り、がっつりぶっ飛ばして速攻観光しよう、と思ったらそこはバカンスシーズン、高速道路は週末の御殿場に向かう東名と変わらないレベル。どの車も家族で一杯、自転車積んだ車も多かった。
現着してまた駐車に一苦労、森の中にみんな適当に車停めていて、なかなかいい感じのところが見つからない。くそ暑い中で自制心を失いかけてしまったが、公園の中に入ったら驚くばかりの癒し系オーラに満ち溢れていて、イライラもかなり遠くまで吹っ飛ぶレベル。いい気が出ているのを思い切り吸い込んで魂の浄化に努める。iPhoneで撮った写真なのにこんなに綺麗。
かつてはここも戦場だったという。コースから離れて山の中に分け入ると、まだ敷設された地雷を踏むリスクがあるらしい。こんなに平和に見える土地も、20年前には暗く重い歴史を抱えている。
泊まったホテルは何となくベルリンの壁崩壊前を思わせるサービスだった。レストランで客が少ないと半分電気消してしまう、みたいな。でも変にリゾート化してしまえば、この自然も破壊されてしまうだろうからこれはこれでいいのだと思う。浄化されるのは魂だけにしておいて欲しい。