東京ウイスキー奇譚

こだわりが強すぎて生きていきづらい40代男性の酒と趣味への逃避の記録

ウイスキーの聖地アイラ島訪問の詳細は以下のリンクから。
訪問記 アイラ島 初日 2日目 3日目
蒸留所写真  Ardbeg1 Ardbeg2 Laphroaig1 Laphroaig2 Bowmore
アイラ島写真 
アイラ島への旅行についてのアドバイス エディンバラ2日目  グラスゴー

  

アイラモルトと焼きガニ

今月末に東京マラソンを走るので、1月は200km超えたランを2月は調整のみにし、そして禁酒を始めたのだが、あっという間に風邪を引いた。風邪なんて年に一度引くか引かないかなのに。そして思ったのが、いつもと違うことはすべきでない、ということだ。よく考えてみたら、1月に30km超をkm5分ちょっとで走った際も前の晩は吞んでいたではないか。それを言い訳に、今晩もウイスキーを飲む。

 

先日旨いものが食べたくなって、週末ふらっと水戸まで出掛けた。山翠でアンコウ。昔は毎年出掛けていたが、震災後は初めて。東京から100kmちょっとなので比較的近いが、予約を受けないので店で並ばされて結局午後2時になってようやくランチにありついた。

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昔はあん肝は溶かして食べてください、といわれた気がするし、もっと旨くて感動した気がする。山翠ではなく山口楼に行ったこともあったが、大きなお店に私と家内しかいないぐらいの時があって、本当に地方都市は景気が悪いな、と思った記憶が蘇った。ただし初めてあんこう鍋を食べたムスメは大喜び。旨い旨い、といってぱくぱく食べていた。冷静に見るとあんこうって結構グロテスクなのに。

 

あんこう食べた後、カニも食べたいなあ、でも福井とかまで出張るのも面倒くさいなあ、と思っていたら、全く予期しないところで焼きガニを食べる機会があった。何と渋谷のモルトバーで。

 

禁酒を叩きやめてやったので久しぶりにCaol Ilaに顔を出したら、「カニ食べます?」と突然聞かれて目が点に。隣の独り吞み女子はカニグラタン食べてるし。グラタンにも心惹かれたが、焼きガニってアイラのモルトに合うかも、と思って焼いて貰うことにした。

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このチョイスが本当に正解だった。レモンやカニ酢をつけなくても力強いカニの旨みが、Caol Ila12年とLagavulin16年にこの上なく合う。やはり磯の香りとアイラのウイスキーは合わない訳はない。アイラはカキの養殖でも有名で、モルトを垂らして食べたら旨かったことを思い出した。

なぜかオフィシャル縛りしたい気分だったので、その後Caol IlaのUnpeatedの15年を飲んだのだが、これが途方もなく旨くて驚いた。Speysideのウイスキーです、といわれても全く違和感がないぐらい上品でスムースでうっとりとさせられる。つい家に帰ってウェブで2本買ってしまった。数が少なくなっているので気になった方はお早めに。そしてCaol Ila渋谷でのカニフェアももうすぐ終わってしまうので、そちらもお早めに。

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tabelog.com

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