東京ウイスキー奇譚

こだわりが強すぎて生きていきづらい40代男性の酒と趣味への逃避の記録

ウイスキーの聖地アイラ島訪問の詳細は以下のリンクから。
訪問記 アイラ島 初日 2日目 3日目
蒸留所写真  Ardbeg1 Ardbeg2 Laphroaig1 Laphroaig2 Bowmore
アイラ島写真 
アイラ島への旅行についてのアドバイス エディンバラ2日目  グラスゴー

  

モンテネグロで見つけたヤバい飲み物、缶入りジャックダニエルのコーラ割り

モンテネグロのスーパーで、レジの近くにあったのでつい買ってしまった。ジャックダニエルのコーラ割り。
ホテルのミニバーに無理やり突っ込んでそろそろ冷えただろうと思ってドア開けたら落下してしまい、ひしゃげているのはご愛嬌。

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海外では日本でいうところの缶チューハイ的なRTDは流行らないものだと思っていたけど、こんなものがあったとは。モンテネグロで作っているわけもなく、よくよくラベルを見るとイギリスからの輸入もの。確か3ユーロしなかったと思う。

モンテネグロは民族的にも国家的にも言語的にも歴史的にもロシアとのつながりが強い国なので、レストランに行くと地元のセルビア語に加えてロシア語と英語でメニューが表記されている。そういうわけで店に行くと必ずウオッカが置いてあるのだが、ジャックダニエルも大抵メニューに載っている。でも乾いた痩せた石灰岩質の土地にブドウ畑がたくさんあり、地元のワインが安くてとても旨く、レストランではワインを飲むか、暑いのでビールを飲んでいる人が多い。

前置きはともかく、缶入りジャックダニエル&コーラのお味は、というと、まさに「まんま」。東京にいるとわざわざ店に入ってコーラ飲もうなんてほとんど思わないのに、こちらにいると暑くて汗かいて疲れて、冷たいコーラをカフェで飲みたくなる。それと同じでバーボンやスコッチをコーラで割るなんて畏れ多くて注文したことなどほとんどなかったが、実際飲んでみると美味い。ジャックダニエルのちょっとくどさのある樽の甘みとコーラの炭酸のシュワシュワ感が絶妙のマッチング。後味もベタっとした感じが全然ない。

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トライアスロンのレース中、エイドステーションで氷で炭酸を飛ばしたコーラが出てくるときがあって(石垣島など)、疲れた体にカフェインと糖ががっつり染み込むのがたまらなく気持ちいい。それと同様に、運動後や仕事の後での初めの一杯、というのに実はジャックダニエルのコーラ割というのは実は理に適っているのかもしれない。いつもの一杯目はタリスカーアードベッグのソーダ割りを頼んでいるけれど、今度はジャックダニエルのコーラ割りにしてみようかと真面目に思う。

ジャックダニエルのインポーターのアサヒビールさんというかニッカさん、ちょっと製品化を検討されてみてはいかがでしょうか。