東京ウイスキー奇譚

こだわりが強すぎて生きていきづらい40代男性の酒と趣味への逃避の記録

ウイスキーの聖地アイラ島訪問の詳細は以下のリンクから。
訪問記 アイラ島 初日 2日目 3日目
蒸留所写真  Ardbeg1 Ardbeg2 Laphroaig1 Laphroaig2 Bowmore
アイラ島写真 
アイラ島への旅行についてのアドバイス エディンバラ2日目  グラスゴー

  

フィンランド湖水地方でサウナキメたらキマりすぎて怖いぐらいだったの巻

ヘルシンキからベンツのA180dを借り出して北東に300㎞超走り、フィンランド湖水地方Hotel & Spa Resort Jarvisydanというところに来てみた。

 

フィンランドの高速道路はマナーが良く、交通量も少ないこともあってとても走りやすい。地方道に入ると至る所にスピード違反検挙用のカメラがあって制限速度を守らないとえらいことになりそう。

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途中には未舗装路だけどめちゃくちゃ路面状態のいい道があり、クルマ90km/hぐらいでスライドさせて遊んでたらウトウトしていた家人が起きて怒られた。フィンランドのラリードライバー速いの分かるわ。

f:id:KodomoGinko:20190911215354j:plainヘルシンキから3時間ちょっとでホテルアンドスパジャーヴィシダン着。国立公園でアウトドアスポーツするときの前線基地的施設。温泉ランド的な大きなスパも併設。気持ちのいいところだ。
下の写真で見えるコテージに泊まった。薪ストーブがあって楽しい。

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スパ施設はこちら。湖に面している。

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宿泊者以外でも29.9ユーロ払えば入れる。場内はとても充実しており綺麗。大小5つのサウナがある。下の写真は男子更衣室から出てきて窓から湖を眺めるの図。

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上の写真の左側にあるのが大きなサウナで、15人は軽く入れそう。ただし大きいだけあってロウリュしても熱波がなんだかマイルドで、物足りなくて水をかけまくったらサウナストーンの温度が下がって若干悲しかった。

写真は撮らなかったが、女子更衣室出入り口の近くに高さ1.2m、直径60センチほどの円柱状にサウナストーンが並べられている3人しか入れない小さなサウナがあり、そこでロウリュすると小さなサ室に物凄い水蒸気が上がるのでめちゃくちゃととのいます。
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そしてこの大きなサ室を出たところに例の超大きな桶から冷水かぶる、というのがあるのだ!

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冷水かぶった後はここのドアから外に走り出して目の前の湖にザッパーンと飛び込むことも可能。推定水温16度。

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最初は湖に飛び込むかどうしようか外気浴しながら悩んでいたのだが、二十歳ぐらいのビキニ姿の女の子がサウナから飛び出してきて湖に飛び込んでキャッキャ言っているのを見て、おっさんでも照れずに飛び込まないと、と思い人生初めてのサウナキメてからの湖ドッボーン体験ぶちかましました。

微妙にドヤ顔しているおっさんのセルフィー画像がこちらになります。水風呂と違って羽衣ができないので短時間でめちゃくちゃ身体が冷やされてととのうのが早い。

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交互浴がすんだら屋内外にベッドもあってうとうとできるし、二階に行くと無料でハチミツ入りの紅茶が飲めたりブドウが食べられたりする。もちろんビールも(有料)飲める。天気が良かったこともあり一日いてもぜんぜん飽きない。

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家族連れで楽しんでいる人たちがたくさんいた。自分で薪ストーブ焚くのとかはめんどくさいし、リゾート楽しみたいわ、という人はヘルシンキから足を延ばして是非どうぞ。下の記事のリンナサーリ国立公園に行くボートはこのスパリゾートから出ております。

 

islaywhiskey.hatenablog.com

 

ちなみにフィンランド帝政ロシア時代にロシアの属国だった歴史もあり、ウイスキーというよりウォッカ文化圏であまりモルトバーがない。もちろんリベットとかモーレンジとかのオフィシャルボトルはバーに行けば置いてありますが。

ビールはみんなやたらと飲む。高速道路横のサービスエリア的なABCというチェーン店でピザ頼んだら、ピザ一枚にサラダバー、ドリンクバーがついてきて12ユーロぐらい。ドリンクバーではなんと自家醸造した黒ビールと普通のビールが飲み放題。普通ドリンクバーでビール出すか?それも高速道路のインターチェンジ降りたところで。

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まあみんなそれぐらいビール飲むし、お酒も強いということなのだろう。ちなみに長くて暗い冬のせいかアルコール中毒が社会問題になっているらしく酒屋で酒を買える時間が法律によって決められていて夜や日曜日には買えないし、酒税も高いそうだ。


せっかくフィンランドに行ってもヘルシンキだけではもったいないのでぜひ足を延ばすよう強くお勧めしておきます。

 

 

 

 

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