東京ウイスキー奇譚

こだわりが強すぎて生きていきづらい40代男性の酒と趣味への逃避の記録

ウイスキーの聖地アイラ島訪問の詳細は以下のリンクから。
訪問記 アイラ島 初日 2日目 3日目
蒸留所写真  Ardbeg1 Ardbeg2 Laphroaig1 Laphroaig2 Bowmore
アイラ島写真 
アイラ島への旅行についてのアドバイス エディンバラ2日目  グラスゴー

  

豊島区のコロナ対策担当にバー向け融資について電話で聞いてみた

知り合いのバーの経営者に代わって豊島区の中小企業をサポートする部署である「としまビジネスサポートセンター」に電話してみた。電話窓口の混雑緩和のためにも、役所に電話する前に一読をおすすめします。

加えて前回書いた記事の最後の部分にある公的金融支援の受け方を読んでいただければ、概要は理解できるはずです。

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電話での問い合わせ方

バーの方は金融機関や役所に話すことはあまりないので緊張したり躊躇するかもしれないが、電話するのはタダだし基本的に皆さんめちゃくちゃ親切。電話してどう切り出していいかわからないときは以下のセリフを棒読みしてください。
 
「コロナの影響を直接受ける飲食業、バーの個人事業主(もしくは法人)なのですが制度融資や保証、利子補給制度について教えてください」 

 

以下の表が豊島区のあっせん融資(お金を貸してくれる金融機関を区が紹介してくれ、保証料や利子を補助してくれる制度)のメニュー一覧だが、結論から言うと下の表のオレンジ色の「小企業資金」を借りるようにといわれ、実質自己負担の金利が年率0.25%とのこと。
 
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年0.25%の利息だから、100万円借りても一年の利息はたったの2500円。
 
質問したのは2、3月で意外と売上が好調だったのでコロナで顕著に売り上げが下がったとはまだ言えないかもしれず、コロナ対策の融資の対象になるかどうか。それについては 
 
4月の売上の試算表を作っていただき、確定申告書で昨年4月の売上と比較して10%以上売上が減少する見込みであれば融資対象となります 
 
とのこと。
 
昨年は営業できた週末が今年は営業できない上、客単価・客数ともに落ちているのだから売上が10%以上下がった試算表を作るのは難しくないだろう。残念なことに。
 
ちなみに「試算表」ってどんなの?という方はこちらの一番上の表をご覧いただきたい。
 


借入にあたって必要なもの

個人事業主の借入にあたって必要なものは以下の通り。
 
借入申込書 (豊島区の分はこちらでダウンロード可能)
個人事業主の直近の住民税納税証明書のコピー (区の税務課で入手、ただし入手しなくても区が自分で確認するので大丈夫)
直近の個人事業税の納税証明書のコピー(都税事務所で入手)
直近の所得税確定申告書のコピー (税務署の受付印が押された控え)
直近の決算書、収支内訳書
 
詳しくはこちらの豊島区のリーフレットをご覧いただきたい。これらに加えて実印と印鑑証明が恐らく必要になる。バーの方は営業許可証も念のため改めて手元に用意しておいた方がいいかもしれない。 


借入の流れ

 
お金を借りる際の手続きは以下の通りになる。豊島区だけでなく全国どこでも基本一緒。
 

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こちらの事前相談申し込み用紙をとしまビジネスサポートセンターに郵送し、面談アポを取って役所に行って紹介状書いてもらい、金融機関に行くだけ。
 
ただし融資実行までには1カ月ほどかかるので、早く動いたほうがいいのは間違いない。時間がたてばたつほど制度を利用する人が増えて、窓口も混雑するし、そうなると感染リスクも高まるので。
 
 
取り急ぎまとめました。以上。