東京ウイスキー奇譚

こだわりが強すぎて生きていきづらい40代男性の酒と趣味への逃避の記録

ウイスキーの聖地アイラ島訪問の詳細は以下のリンクから。
訪問記 アイラ島 初日 2日目 3日目
蒸留所写真  Ardbeg1 Ardbeg2 Laphroaig1 Laphroaig2 Bowmore
アイラ島写真 
アイラ島への旅行についてのアドバイス エディンバラ2日目  グラスゴー

  

2014-01-01から1年間の記事一覧

山崎シェリーカスク: 世界一のウイスキー

先日山崎シェリーカスク2013年が世界一のウイスキーに選出。 シェリーカスク、バーボンバレル、ヘヴィリーピーテッド、ミズナラなどの限定ボトルは毎年売り出されるのだが、一昨年辺りから異常な人気が出ていて入手が困難に。 昨年シェリーカスク2013を買お…

母を訪ねて三千里@代々木公園 Tullamore

秋の連休、家族と代々木公園へ。家からわたしはジョギング、家人とムスメはそれぞれ自転車。ムスメのお目当てはヒマラヤ杉の実、というか杉ぼっくり。松ぼっくりとは違ってバラの花のような形をしている。 公園内にはいくつかヒマラヤ杉のあるポイントがあっ…

ロンドン Cadenhead'sなど

ロンドン来てウイスキーいいの飲めるかと思っていたが、東京の方がマニアックな店が多いのではなかろうか。現行のものを種類置いているところはそこそこあるが、限定ものだったりオールドだったりするとなかなか見つからない。まあ仕事で来ているので本気で…

祇園サンボアにて

少し早いとはわかっていたが、11月の京都に来たからにはもみじを見に行かないわけにはいかない。夕方足を伸ばして永観堂まで。一面真っ赤、とまではいかないが、それでもかなりきれいな景色を楽しめた。ベストシーズンに来ると当たり前にきれいだが、人が多…

代々木公園 Tullamoreにて

勝手にほとんど本拠地にしている代々木公園Tullamore。今週は新記録で1週間に3回も行ってしまった。旨いウイスキーが種類多く置いてある店はそれなりにあるが、そこで「ちゃんとした料理」が食べられる店、というのはなかなかない。 「ちゃんとした料理」と…

渋谷 Cask Dorにて

渋谷はハロウィンで狂乱状態、何かあれば暴動すら起こりかねないぐらいの大騒ぎだったが、ちょっと裏に入ったところにあるCask Dorはいつも通り。目に入ったLaphroaigが凄そうだったので聞いてみると、やはりその通り。70年代のシェリー樽を使っていたころの…

スコットランドで神秘体験

夏の夕方、夕陽を浴びながらアイラ島の丘を宿に向かって登っていた。ふと振り返ると、海の上の雲の隙間から光の束が海に突き刺さり、まるで天から何かが降りてくるようだった。神の啓示というのはこうして人に届くのだろうか。ふとそう思い、酔いの残った頭…

京都 寺町三条 サンボアにて

京都寺町三条を下ったところにあるサンボア。 学生時代を過ごした京都だが、サンボアは畏れ多くて立ち入ることがなかった。というか酒の味を全く分かっていなかったので、お店のありがたみが理解できていなかった、というのが正直なところだろう。 10月だと…

北新地 ジム マッキュワン バーにて

大阪の街を見てみたい、と連れが言うので堂島の宿から天王寺公園の南側の色んな意味でディープなエリアまでラン。 その後桃谷から鶴橋まで走り、阪神戦を見ながらみんなで盛り上がっている昭和の居酒屋と二度付け禁止の張り紙のない串揚げ屋、どうやら超有名…

渋谷 Cask Dorにて

マニアックなオールドのウイスキーが大量にストックされている渋谷のCask Dorを発見してぼちぼち通ってます。今日はアイラ島の土産話。復習でアイラしばりで3種。

アイラ島 初日

アイラ島初日。旅に出て4日目。 朝9時15分までに100マイル離れたKennacraigというところまで行ってアイラ島行きのフェリーに乗らなければならず、朝6時半に朝食を取らずグラスゴーの宿を出発。天気は雨。チェックアウトする際に尋ねると、天候は回復しない、…

アイラ島 2日目

アイラ島2日目、旅に出て5日目。朝7時半からジムとキャロラインが作ってくれたイングリッシュブレックファストを食べ、娘とアーチーは食後に庭でニワトリの餌付け。雑事を済ませてから散歩にでる。しばらくしたら大粒の雨が降ってきたので宿に戻り、車で出か…

アイラ島 3日目

アイラ島3日目、旅に出て6日目。 前日同様7時半から朝食。この日は昼にポートアスケイグから出るオーバン行きのフェリーに乗る。 朝食後娘はアーチーとまた遊ぶ。こういう宿の子供というのは、小さな頃から仲良くなっては別れ、というのを繰り返すことになる…

Ardbeg その1

この建物の扉を開けるとビジターセンターになっていて、入って左がOld Keln Cafe、右側にショップがある。 ビジターセンターを海側から見たところ。樽で出来たベンチがある。 Old Keln Cafeの奥に、Charman's Studyと書かれた部屋があり、こちらで試飲をおこ…

Ardbeg その2

Old Keln Cafeの奥にある試飲室は何となく秘密のニオイがするが。 中に入るとこのようにオールドのボトルが並んでいる。年代によってかなり色が違うのがよく分かる。ちなみにすべて非売品。 糖化のために攪拌が行われている。

Laphroaig その1

ビジターセンターの奥にはこのような部屋があって、ツアーの前のオリエンテーションが行われる。 奥に置いてあるバレルには、蒸留所の歴史が書かれている。 先ほどもフェリーから見えたが、すぐに船着き場がある入り江に蒸留所は建っている。 いよいよツアー…

Laphroaig その2

発芽を管理するための温度計が。18度が上限、といっていた。温度調整は単純に窓を開け閉めするだけ。 ピートを焚く釜。思ったよりも赤々と燃えるものだ。白い煙が上がっている。 マッシュタン。ステンレス製。麦ジュースを飲ませてもらえる。 比較的無造作に…

Bowmore その1

スコットランド国旗とBowmoreの旗がはためく。 白い壁に白い花がよく似合う。 ちょうどトラックから大麦を搬入しているところだった。 トラックの後部から大麦が倉庫に運ばれる。 蒸留所の窓から覗いてみたら、突然Hello!と声を掛けられて腰を抜かしそうにな…

アイラ島への旅行についてのアドバイス

まずはアイラ島へのアクセス手段と宿の確保を最優先で。ハイシーズン、特に夏と5月最終週のフェスティバル期間中は、宿もフェリーも飛行機も予約が難しくなる。予定を立てるのであればまず宿の確保から。筆者も宿の予約がなかなか取れずに焦った。 <アクセ…

アイラ島写真 その1

ポートシャーロットの海岸にて。厚いピートの層を通り抜けた水は土の色に変わって光る海に流れ込んでいく。 本当に静かな海で、波一つ立たない。この島の周りに何百もの難破船が沈んでいるとは想像も付かない。 ボウモアの坂を登り切ったところにある教会。…

エディンバラ2日目

前日からエディンバラ入りし、旅に出て2日目。 さすがに前日6時に寝ると、朝の3時から目が覚める。娘が早く起きたい、と言ってうるさいが、家人は無限に寝られる人なのでガン無視。でも6時半から行動開始し、ホテルの朝食食べてもつまらないのでエディンバラ…

グラスゴー (旅に出て3日目、アイラ島に渡る1日前)

島に渡る1日前。旅に出て3日目。エディンバラからグラスゴーへ。クルマでまたグラスマーケットまで出て、ベーグル食べる。女子供はパンケーキ。高い。たかがクリームチーズ塗ってベーコン挟んだベーグルごときが7ポンド、1200円弱。エディンバラは京都みたい…