東京ウイスキー奇譚

こだわりが強すぎて生きていきづらい40代男性の酒と趣味への逃避の記録

ウイスキーの聖地アイラ島訪問の詳細は以下のリンクから。
訪問記 アイラ島 初日 2日目 3日目
蒸留所写真  Ardbeg1 Ardbeg2 Laphroaig1 Laphroaig2 Bowmore
アイラ島写真 
アイラ島への旅行についてのアドバイス エディンバラ2日目  グラスゴー

  

2015-01-01から1年間の記事一覧

伝説のモルトバー 丸亀 サイレンスバー

伝説のモルトバー、丸亀のサイレンスバーへ。 全く無計画の行き当たりばったりの旅行中、夕食後家人たちをホテルに残し、高松駅からディーゼルエンジンの特急に20分ほど揺られて丸亀へ。 バーは駅から1㎞ほどなのでタクシーに乗るほどでもなく、満月の月明か…

大事にしたいバー

ひょんなことから、2日連続して同じモルトバーに行った。 都心で豪勢な食事をいただいた。エラい方とご一緒すると、早く始まって早く終わるからいい。その分濃密に気を遣うのだが。そしてその日もお客様を送り出したらまだ9時半前。同僚ともう一杯だけ飲みに…

「あと三杯は飲んでいただけないと赤字になるのでお出しできません」

先日、酒と両立しない趣味、について書いた。クルマやバイクとトレーニングは全く相いれない。ギターや読書もあまり相性はよくない。でもどれも好きなので困る。 しばらく前に腰を痛めずっと運動できなかったせいで、ウイスキーばかり飲んでいる日々が続いた…

クライヌリッシュ14年を信濃屋本店で買う

バランタイン12年のバッティッドモルトを飲み終わってしまい、我が家のバラエティが一つなくなってしまった。1本ぐらいなくなったところで、口開けしてあるボトルは10本近くあるので本当は困りはしない、のだが、それを言い訳にウイスキー飲みにとって日本で…

リリーフランキーのアイラ島紀行 「聖地巡礼」を見る

いつものように渋谷のバーで飲んでいたら、「これ、リリーフランキーがアイラ島に行って蒸留所巡りをするドキュメンタリー、裏で見ていってください」と言われた。裏、といってもカウンターの後ろにあるソファー席のこと。バーでソファー席に一人座って暗闇…

バーにおける「あちらのお客様からです」についての考察

いい大人にならないとかっこよくできないこと、というのは世の中に沢山あると思うのだが、その中でも難易度が相当高いものの一つが「一人で出かけたバーでスマートに他の方にお酒を奢る」、というのがある。 最難関は「バーに一人で来ている女性にお酒を奢る…

ニッカ宮城峡は日本のウイスキーの将来を救えるか(もしくは酔っ払いの杞憂)

寝ていたら携帯が鳴った。夜半、中学、高校時代からの友人からの電話。急ぎの用とも思えなかったので、悪いが後にしてくれい、と呟いて目をつぶる。 翌朝留守電を聞くと、「9月に出たばっかりの宮城峡ノンエイジ、めっちゃ旨いからファーストロットを箱で買…

新宿西口 バー アーガイル

酒と両立しない趣味もたくさんある。例えばギター。ただででも上手くないのに、酔っぱらって人前で弾いたりするとその後思い返して引きこもりたくなるレベル。例えば過激な運動。今シーズンはトライアスロンとオープンウォータースイム合わせて11人が亡くな…

有楽町 キャンベルタウンロッホ / 渋谷 カリラにて

土曜の朝、小刻みな揺れから大きな横揺れを感じて目を覚ました。東京は震度4と言うが、体感的には震度5はあったと思う。95年に京都で体感した揺れと同じぐらい。 娘の様子を見に行き、異常がないことを確かめるとテレビで状況を確認。幸いなことに大事にはな…

数寄屋橋 サンボア

20年近く前からお世話になっているお客様と銀座で会食。昔行って旨かった和食の店の板前さんが新たに開いた店。 一通り美味しくいただいて、もう一軒行きますか、ということになった時に目の前にあったのが数寄屋橋サンボア。寺町と祇園には行ったことあった…

大阪梅田阪急東通り エールハウス 加美屋

夏の甲子園の2回戦が始まる頃に毎年大阪を訪れている。今年でもう何度になるのだろう。私が二十歳になる年からだったから、今年でついに25周忌になったのか。四半世紀が経ったと思うと感慨深い。 私と彼とは中学校に入学してから高校を出るまで、大阪の外れ…

クロアチアに来てみたの巻その5: モンテネグロにも行ってみた

正直モンテネグロについては何も知らなかったが、ドゥブロヴニクから60㎞程度しか離れていないところに世界遺産に指定されているコトルという街があり、そこのシーフードが美味いというので軽い気持ちで出掛けてみた。でも当たり前だがパスポートがいるのだ…

クロアチアに来てみたの巻その4: ドゥブロヴニク

旅に出て驚いたのは、よく眠れるようになったことだ。それも12時間近くも。東京にいると、7時間以上寝ることはほとんどない。大抵勝手に目が覚める。どんなに疲れていても。新しい刺激が多くて知らず知らずのうちに神経が疲れているのか、ただ単純にストレス…

クロアチアに来てみたの巻その3: スプリトとフヴァル島

トルコ航空の機内誌に、バカンスが終わって現実に引き戻されるのは憂鬱だが、休みの間の旅は仕事にもよい影響を与えるという記事があった。 一つは、旅行でいつもと違う新たな体験を得ることにより、これまでと違ったアングルで物事を見ることができるように…

クロアチアに来てみたの巻その2: プリトヴィッツェ国立公園

クロアチアという国は世界遺産がやたらと多い。そのうちの一つ、プリトヴィッツェ湖畔国立公園へ。日曜日の朝にヴィッツ、というかヤリスのマニュアルを駆ってザグレブを出てA1という高速に乗り、がっつりぶっ飛ばして速攻観光しよう、と思ったらそこはバカ…

クロアチアに来てみたの巻その1: ザグレブ

昨年の夏休みは嫁と当時6歳のムスメをアイラ島蒸留所めぐりにつきあわせるという暴挙(?)に出たが、今年の夏はクロアチアへ。 夜10時半のトルコ航空便で成田を発ち、イスタンブールには夜明け前に到着。トルコ航空は欧州キャリアNo.1を4年だか5年連続で獲得し…

渋谷 Caol Ila

週末のレースで3年連続ホリエモンと一緒になり、今年こそあんなぽっちゃりには負けないぞ、と意気込んでいたら結果はバイクで10分以上の差をつけられてボロ負け。悔しくて仕方ないので週一度のスイムのレッスンの後、さらに汗まみれになってバイクのトレーニ…

宮崎橘通り バー ブエナヴィスタ

先週末もまた、ヘルメットとサングラスを装着した血気盛んなものたちが命の危険を顧みずに身を投じる過激な運動に参加してきた。こんなやつではなくこんなやつ。 宮崎の「おらが村」という生でも食べられる鶏ミンチを鍋にして食べる店で前々夜祭というか単な…

広島流川 バー福澤

広島に仕事で出掛けた。早朝の便で出発するはずだったのに、前日の夕方6時になって「明朝の便は天候不順で飛ばない可能性があります」とのアナウンス。重要なミーティングだったので遅れる訳にはいかず、夜7時35分の最終のANA広島便に急遽乗るべくダッシュで…

下北沢 バーキタザワ

仕事帰りに少しばかり運動して、北品川で一風呂浴びて中華料理屋でハイボール2杯。運動後、風呂上がりで少しの酒で効率よく酔っぱらえたのでそのまま自宅に向かおうかと思ったが、それも何かもったいない(何がもったいないのかは誰にも説明できないのだが、…

ブレンディッドウイスキーが旨い今日この頃

去年の8月の健康診断で尿酸値が高すぎていつ痛風発作が起きてもおかしくないからいますぐビール止めろ、といわれて大好きなビールからウイスキー中心の生活に転向したにもかかわらず、今年の健康診断で尿酸値がさらにそこから0.5も上がってビール止めた意味…

月島 Bar Ley

最近飲みに行くのはいつもの店ばかり。説明しなくてもこちらの好みが大体分かってもらえているし、適度な間合いがちょうどいい。こちらが話したいときは相手にしてくれるし、話したくないときはほっておいてくれる。有り難い。だが出会いを拒絶していても鬱…