東京ウイスキー奇譚

こだわりが強すぎて生きていきづらい40代男性の酒と趣味への逃避の記録

ウイスキーの聖地アイラ島訪問の詳細は以下のリンクから。
訪問記 アイラ島 初日 2日目 3日目
蒸留所写真  Ardbeg1 Ardbeg2 Laphroaig1 Laphroaig2 Bowmore
アイラ島写真 
アイラ島への旅行についてのアドバイス エディンバラ2日目  グラスゴー

  

Bowmore 9年 シェリーカスク、日本未発売、を個人輸入してみた

(2018年1月20日加筆: 先日武川蒸留酒販売のHPで税込み3980円でまだBowmore 9年 シェリカスクマチュアード買えることを発見しました。今日時点で残り70本です。念のためですが私には一円も入りません、はてなスターでも代わりに下さい(笑))

 

今家飲みしているのがこちらのBowmore。日本未発売。
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普段あまりBowmore飲まないのだが、いつもの渋谷のバーにお邪魔した時に「これYさんがくださったんですが旨いので飲んでみてください」と勧められたのがこの9年シェリー樽熟成。Yさんはウイスキー本の著作・翻訳もされている方でちょくちょく都内のバーでお見掛けする方。
頂いてみたらいい意味で軽快感のあるシェリーとバーボン樽、そしてピートのバランスが取れた飲み疲れしない一本だった。

蒸留所のテイスティングメモには以下のように書いてある。

  • ノーズ: リッチなココア、胡椒とレーズンの香りが柑橘系の刺激、微かなアイラのスモーキーさと調和
  • パレート: ピートを感じるシェリーの複雑さの後にダークフルーツと甘いクレマカラメルの味
  • フィニッシュ: 海の塩とピートの煙の完璧な調和

そして何よりの美点はオフィシャル12年と値段がほとんど変わらない、ということ。だが残念ながら日本では販売されていないという。

そこで初めてのウイスキー海外通販をトライしてみることに。「本当にすぐ来るし、日本への輸出も慣れているし、梱包もしっかりしているしびっくりするぐらいちゃんとしている」と複数のバーにて教えていただいたことがあるWhisky Exchange経由で。

やってみると拍子抜けするぐらい簡単。ウェブサイトも親切で、国内でオンラインショッピングやったことがある人であれば特段問題ない、はず。そして4日ほどでサクッと到着。なぜか中途半端な7本という本数で輸入してしまったが、送料と関税、通関手数料で1万円ほど。一本当たり1500円程度なので、日本で買えないものはもちろん日本で買うとバカみたいなプレミアム付いているものは輸入がお勧め。

上のBowmoreはこの記事を書いている時点で20.79ポンド。3000円ぐらい。

それにLagavulinの200周年記念の8年を追加。52.95ポンド。7500円ぐらい。日本で買うと1万円オーバーかな。

国内ではDHLを通して配送。送料と関税、通関手数料を受け取るときに支払う。
結局出来上がりはこれぐらいの値段となった。

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Benriachを一本おまけに注文。

 

注文4日後に届いたものがこちら。

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梱包がイギリス人の仕事とは信じられないくらい丁寧で、この緑っぽい緩衝材が全体にぎっちり詰められていたうえ、ウイスキー一本ずつを覆う箱の中にもご丁寧に緩衝材を詰めてあった。ピンクの紙に梱包の担当者の手書きのサインが。

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内容物は注文通りBowmore2本、Lagavulin4本とBenriach1本。これぐらい買うと送料、関税などとのバランスがちょうどいいように思われるので、一人で本数がまとまらないのであれば周りのウイスキー好きと相談してある程度まとまった本数を購入するのが吉かと。ポンドもまた140円割れてきていることもあり今がチャンスかも。

だが前にも書いたが信濃屋で買った方が安いものも意外とあるのでしっかりチェックを。ヤフオクで変な値段をつけている転売屋を儲けさせるよりもご自身でいろいろされてみたらいかがでしょうか。(ただし自己責任、At your own riskでお願いします)

 

 

 
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