東京ウイスキー奇譚

こだわりが強すぎて生きていきづらい40代男性の酒と趣味への逃避の記録

ウイスキーの聖地アイラ島訪問の詳細は以下のリンクから。
訪問記 アイラ島 初日 2日目 3日目
蒸留所写真  Ardbeg1 Ardbeg2 Laphroaig1 Laphroaig2 Bowmore
アイラ島写真 
アイラ島への旅行についてのアドバイス エディンバラ2日目  グラスゴー

  

飛行機に乗るのが好きだ

大阪に行くなら、新幹線より圧倒的に飛行機が好きだ。それもJAL。羽田に向かう首都高山手トンネルから湾岸線に出る時に見える朝の陽射しと新幹線の大井基地も好き。新幹線は乗るより見るほうがいい。全て異論は認める。

大阪行きは第一ターミナル5番スポットで降車。朝一のフライトの時は地下のヴィ・ド・フランスで出来立てのパンを買い、3階のスターバックスにてトールドリップにマドラー挿してもらい機内でゆっくり朝食。早朝の第一ターミナルで手に入れられる一番まともな朝食、だと思う。ちゃんとした朝ごはんが食べられるか食べられないかは私にとっては一大事なのでこだわりたい。
でもコーヒーはセキュリティチェックで内容物確認のため口つけろ、といわれるので猫舌の人は要注意。

ラウンジで目の前の飛行機の写真を撮ってSNSに投稿する「#エアポート投稿おじさん 今から旅立ち@サクララウンジ」にはならない。それと朝からドリンクバーにある柿の種食べない。搭乗ゲートにはあえて遅めに行き、待っている人がいなくなってから乗り込む。荷物の少ない時は慌てて行って待たされてもあまりいいことない。

飛行機に乗る際に入口で立って挨拶しているクルーにちゃんと挨拶している人を見ると気持ちがいい。私もいつも「お世話になります」と言って軽く頭を下げることにしている。

クラスJよりも普通席の足元広い席の方が好きだ。可能であれば事前にシートマップ見て予約変更、窓際でも座りやすいしトイレにも行きやすい。CAさんの前の席になるので昔はちょっと照れたけどもう羞恥心は擦り切れた。

座席がHJK列の時は最初から奥の通路を使う。ギャレーを通り抜けたりましてや人の席の前を通って奥の通路に行ったりはしない。足元広い席に座るとたまに私をまたいでいく人とかがいるけど、なんだかな。

可能な限りキャリーバッグは機内に持ち込まない。持ち込む時は早く搭乗ゲートをくぐって後ろの人を待たさずにスムーズにオーバーヘッドビンに荷物を上げる。自分が到着空港のターンテーブルで荷物が出てくるのを待つのが嫌で機内に荷物持ち込むけど、自分が荷物を棚に乗せるまで、あるいは降りるときに荷物を降ろすまで通路で自分の後ろの人を待たせるのは全く気にならないわがままな人にはなりたくない。

滅多にないが、荷物があるにもかかわらず搭乗が遅くなってなかなか荷物のスペースが見つからないときはCAさんにお願いしてしまうことにしている。彼女たちに任せた方が早いし他人の迷惑にならない。

飛行機が動き出して、窓の外で手を振ってくれている整備士さんが見えたら小さく手を振る。ちょっと照れるけど、手を振ってくれているのに気付いているのに無視するのも申し訳ない。

離陸するときにコーヒーカップをどうするのかは永遠の検討課題。マドラー挿して前席シートの背のポケットに入れてしまう手もあるが、コーヒーが漏れそうで不安。かといって手で持っているのも、万が一大きく揺れた時にこぼれそうで嫌だ。仕方がないのでフロアに置いて足で押さえておくことにしている。これまでこぼしたことはない。

A席をとって窓から浦賀水道を眺めるのが好きだ。富士山観られないけど。後ろ過ぎると主翼しか眼下に見えないので念のため。横須賀軍港の上は多分民間機は通れないようになっているのだろう、兵隊さんの乗る大きな船が見られないのは残念。

飲み物のサービスはいつもスカイタイムとお水をセットで。スタバのトールコーヒー飲んでまた2杯も飲み物貰うとトイレ行きたくなりそうだけどそこは我慢。先日、飲み物のサービスを中断するぐらい気流が悪いのに、隣に座った女性が飲み物を手に持ったままなかなか飲み干さなくてそのうち寝てしまい、いつ飛行機が揺れて中身をぶちまけてもおかしくない状況だったのでずっと冷や冷やしっぱなしだった。貰った飲み物(特に蓋がなく気流が悪い場合)はとっとと飲んでください。

あべのハルカスが見えて、大阪城が見えて、茶屋町が見えて、淀川が見えて大阪の中心地をかすめて着陸する伊丹空港が好きだ。寝ているのはもったいない。
f:id:KodomoGinko:20180529221848j:imageそして仕事が終わると、大阪城公園駅からすぐのところにあるランニングベース大阪城に行く。シューズもウェアも貸してくれるので手ぶらで行ってランニングできるという素晴らしいファシリティ。ソックスは買わないといけないけど。

大阪は東京より街が小さいから10㎞も走れば十分色々見て回れる。夕方から1時間半ほど、大阪府庁から谷町四丁目を抜けて四天王寺参道から天王寺、市立大学付属病院の横から仲居さんとあっという間に激しい自由恋愛に陥る男性が多発するゾーンを通り抜けてしばらく南に下り西に向かい、阪堺電車越えたあたりで北上すると酔っぱらったおっちゃんたちがこっちに向かってなんか言っているのを無視してフリーダムな三角公園要塞のような西成警察を横目に今宮駅までのラン。そして環状線乗って大阪城公園に戻りシャワー浴び、夕焼け見ながら京橋に出る。

f:id:KodomoGinko:20180529221320j:image駅近の適当な居酒屋で刺し盛と揚げ出し豆腐食べて、関西風の出汁に微妙に感動しながら角ハイボール。さくっとお勘定、2000円でお釣り貰ってまた駅前でビール飲みながらタコ焼き6個食べ、タクシー捕まえて伊丹空港へ。
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「お客さんいつもなんぼぐらいで伊丹まで行ってます?お客さんの言う値段で行くんで値段言うてください」、とタクシーの運転手からいきなりのぶちかましを食らう。いや、こちらは別に気持ちよく酔っ払っているし普通にメーター起こして行ってくれて構わないんだけど。結局高速代込みで4600円に落ち着き、だけど降りるときにやっぱり4000円でいいです、と言われる謎の展開。東京だとあり得ない。

20時20分の最終のJAL便に乗ろうとすると大阪の夜は消化不良気味。時間が余れば空港から近いSake Shop Satoに行ってレアなボトルを眺めてもよかったが、定休日の月曜日だった。ランで心拍数上がって若干テンション昂まったのを落ち着かせるべく、ラウンジの少し背の高いサントリーローヤルのボトルでハーフロックを作って2杯ほど飲んで、今日の私の大阪はお開き。適度な疲労が気持ちよく、気が付くと大好きな東京タワーが見える、という理想的なパターン。やっぱり大阪は飛行機がいい。

 

 

 

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